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5月全州ビビンバ、ソウルマッコリの旅⑤

翌日、ソウルでの目的はもう二つ。

一つは仕事。ソウルのサイクリング事情の視察の続き、ハンガン(漢江)のサイクリングコース。

ご覧の通り、週末と祝日は電車、地下鉄の自転車乗り入れOK。

 いいですね、羨ましいですね。ここ大都市ソウルですよ!東京ではありえないでしょう?
山手線で輪行したことある私にとってはパラダイスです。
たまたます空いていたのかも知れませんが、車内や駅構内で何人も自転車乗り込みの人に会いました。

 つくづく思いませんか? 日本は遅れてるなぁと…

 

昨日は市街地の交通量にビビったので、この日は地下鉄で忠武路駅から玉水駅まで輪行。といっても、分解せずのそのまんま!

 ハンガン(漢江)沿いのサイクリングコースに出ると、だだっ広い高架下には運動器具や、歩行者&ジョギングレーンと、自転車レーンが独立してあります。

 ふとした落としものもテールライトだったりするところが、この国の自転車文化の浸透具合を感じさせますね。

 韓国はハンガン(漢江)沿いだけでなく、北は仁川から南は釜山まで六百キロ以上のサイクリングコースが縦断しています。
 さらに各地方都市へもルートが張り巡らされているので、往きは行けるところまでとことんライドして暗くなったら高速バスに輪行して戻ってくるというサイクリングができる環境です。

 *ルート網の全容については、私もまだまだ情報は足りません。今後、いろいろ資料を集めてみたいのですが、とりあえずYoutubeでローラさんのチャンネル(댄신괴물율무)を拝見していると、いろんなサイクリングの様子が伝わってきます。

 この日は天気も良く、初夏のような気温で気持ちのいいサイクリングになりました。少し喉がいがらっぽくてPM2.5が気になりますが、地元のサイクリストの中にはマスクを使用している方もチラホラ見かけました。

 まぁ、次から次に自転車が湧いて出てきます。老若男女、ロード、ママチャリ、MTB、キッズ、はたまたリカンベントまで。

 見ていて感心したのは、サイクリングウエアとヘルメットの着用率です。ヘルメットしていない人は珍しく、レンタサイクルの観光客くらいでした。

 路面も綺麗に整備管理された路面で、ゴミや異物もあまり落ちていません。もしパンクしても安心、ペダルなどパーツも並べたパンク修理の屋台も出ていました。ウエアだけの露店もありましたし、数キロおきにコンビニチェーンの「GS25」もあります。何か珍しいものを食べたいと思ったら、ステーキ屋さんだったりして…

まだまだ走りたいところではありますが、もう一つの目的のためにサイクリングを切り上げました。

ソウルのディープなセンベロ事情を探るべく、乙支路〜鍾路3街へ向かうためです。

せんべろのアジョシ(おじさん)達のお店は、夕方早くから賑わい始めます.

..これがホントの目的ではって?

いえいえ、自転車も飲酒運転はできませんので、ハッキリと分けています。

あくまでビジネス、韓国のサイクリング事情を視察する出張です。

本当は、鍾路3街とその近辺のディープなお話がたっぷりとあるのですが、長くなるので別の機会に。

実は10月末にも再調査に出かけました。

日韓の政治関係がぎくしゃくして、いてもたってもいられなかったのです…