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十勝のスポーツバイク専門店| カクイチ・ヴェロ Kakuichi Velo > ブログ

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大げさな話ではなく、新型コロナ感染対策

 新型コロナウイルス感染対策の緊急事態宣言を受け、皆さんの感染を防ぐため、そして私どもスタッフの安全のため、急遽スケジュールを変更しました。

  <【【重要】GWスケジュール変更:休業のお知らせ

 北海道は第1波を抑えたのに、また最近増えてきているという状況が怖いですね。

 先週から十勝管内の観光スポットでは札幌ナンバーの車が増えてきたとか、感染者数が少な十勝は安全だから帯広に飲るに来るという、本当かどうかはわかりませんが、そんな話もちらほら聞こえてきました。

 北海道では「自転車屋」に休業補償は一切ありませんが、思い切って臨時休業を設定しました(ちなみに道庁に「〜屋」と表記されている業種は「パチンコ屋」と「自転車屋」だけです…)。

   今後の新型ウイルス感染をめぐる社会次第では、さらなる変更もあり得ることをご承知おきください。

 店頭では手指消毒のスプレー設置、頻繁な店内消毒作業、スタッフのマスク着用での接客を実施しています。

 ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、当店のスタッフには高齢者と、持病のあるものもおります。もし感染者が出たら店は崩壊するかもしれません。店主としてとても不安な日々です。

 <新型コロナウィルス感染予防にご協力ください

 来店されるお客様にはぜひマスクの着用をお願いします。自転車でいらしても、ご来店時はぜひマスク着用してください。もしくはネックゲイターの着用をお願いします。

 マスクなんて意味ないと言っていた専門家の以前の話はもう説得力がないように思います。感染状況が拡大した現在、そんなことを言っていられる場合ではないかと。人と対面する場ではエチケットとして、いや義務としてマスク着用をしましょう。

 本当は私自身もマスクなんてしたくありません。
もともと体幹が弱く、腹式呼吸ができていない私のような口呼吸人間にとって、マスク着用で話していると、かえって具合が悪くなってきます。(きっと自分の臭い息のせいですかね!?)
 

 納車説明時はどうしてもお客様との距離も近くなってしまいますのでお互いマスク着用は必要です。

 現状の日本は、都市封鎖するには感染規模が小さくもなく、アメリカほど大きくもなく。徐々に感染者数の波を小さく押さえ込んでいくのが日本の感染対策チームの方針だそうです。 だから、まず第一に医療崩壊を防ぐため、外出自粛というのが最も重要になります。

  そして、大なり小なり、こうした状況は今年中に終わるものではなく、1〜2年は続くものらしいです。豪華客船の感染ニュースの頃、まだ日本に感染対策チームが出来ていなかったことを考えると、常に後手後手になっていたのでしょう。

 「いま、できること」ステイホームが大事ですが、同時に運動不足解消も必要です。
 散歩やジョギングする人も多く見かけるようになりました。
 そして、サイクリングは人との距離、接触を避けることができる運動として有効ですね。
 でも、ネックゲイターをつけて走るようお勧めします。誰に会わないつもりでも不意にコンビニに立ち寄る時など、他人の視線がとても気になってしまうと思います。ウイルスを通してしまうのかもしれませんが、飛沫を防ぐために、しないよりはマシな筈です。そしてエチケットの意味もあります。

 私自身はすれ違うクルマの視線も気になってしまいます。「こいつ、こんな大変な時に外出て遊んでるな」と思われているんじゃないかと想像してしまいます。
 考え過ぎかもしれませんが、普段から幅寄せしたり煽ってくるドライバーなんかは間違いなく、そう思っている筈です。すれ違いざまに、アクセルを強く踏み込んでくるクルマはまずそんなことでしょう。

 こうした状況は、緊急事態宣言の期間だけではなくまだまだ続くでしょう。

 新型コロナウイルスとどうやって付き合っていくか? みなさんと一緒に考えていくしかないようです。

(ヴェロテン)

 

 

 

前輪の外し方&付け方③ 油圧ディスクブレーキ(2)

 トレック2020  FX1~3 Discで採用されているスルースキュー(ThruSkew)仕様の前輪脱着のHowToを動画にしてみました。

 スルースキューとは、従来のクイックレリーズ(5mmQR)を応用したスルーアクスルです。

 前回の12mmスルーアクスルの軸が細いバージョンとお考えください。

 

 修理のため来店しようと自転車をクルマに積む際など、前輪を外す場合は注意が必要です。

 動画にもありますが… 外したら即、ブレーキキャリパー(本体)に専用スペーサーを嵌めること。

 外したままでスペーサーを挟まずに放置していたり、ブレーキレバーを握ってしまうと、ブレーキパッドが出過ぎて戻りが悪くなってしまいます。

   また、機能的なはずのスルーアスキューですが、軸が細いため固定した時にパッドとローターの位置関係がズレてしまい、再調整が必要なことがあります。

  修理のためご来店される場合には、できれば車輪を外さずそのまま車載することをお勧めします。

 

<補足>

通常クイックレリーズ(画像下)では左右に入っているツル巻きバネは、細い方を内向きにして使います。ですが、スルーアスキュー(画像上)ではツル巻きバネが右側一個のみで、バネの向きは太い方を内側にすることをお勧めしています(バネの破損を防ぐため=当店判断)。

上:スルーアスキュー  下:従来のクイックレリーズ(5mmQR)

 

前輪の外し方&付け方② 油圧ディスクブレーキ(1)

 今回は油圧ディスクブレーキ、12mmスルーアクスル仕様のクロスバイク(トレック2018/19 FX3 Disc)を例に、前輪脱着のHowTo動画を作って見ました。

 見ると簡単ですが、やって見ると….?

 修理のため来店しようと自転車をクルマに積む際など、前輪を外す場合は注意が必要です。

 外したら即、ブレーキキャリパー(本体)に専用スペーサーを嵌めること。

 外したままでスペーサーを挟まずに放置していたり、ブレーキレバーを握ってしまうと、ブレーキパッドが出過ぎて戻りが悪くなってしまいます。

  修理のためご来店される場合には、できれば車輪を外さずそのまま車載することをお勧めします。

 

<補足1>
動画内でもふれていますが、前輪をつける際に、前フォークを慎重に前輪のハブに乗せてください。フォーク側とハブの穴が揃っているか確認してください(下記画像参照)。

<補足2>

 正しく取り付けたのに、車輪を回すとローターとパッドが擦れ、微妙にズレてしまっている…

 スルーアクスルはこの点に強いはずですが、残念ながらためにズレてしまうことがあります。
 レバーの締め加減とフォークエンドのたわみ具合によると思われますが、再度やり直すか、それでもダメならブレーキキャリパーの位置を再調整する必要があります。